オリキャラ注意!!
完全に私の趣味(?)に走ってます(爆)
*
―ここ…何処かしら…
ある晴れた日の事
ティナは道に迷っていた
それももともとはパーティーで探索する予定だった森に
原因は飛空挺で着陸する時の事故で、ティナだけが森へと放り出されてしまったからである
―皆が来てくれるとは思うけど…
運の良い事に、天気は晴れだ
しばらくすれば仲間が助けに来てくれるだろう
そう思ったのだが、どうやら森の奥の方へ放り出されたらしく、仲間が助けに来る気配は無い
そこで少しでも出口の方へ行こうと移動していたのだが、さらに奥へ迷い込んでしまったらしい
「はぁ……」
仕方なく地面に座り込む
しばらくの間木にもたれかけ目を閉じているとふと、人の声がした
―あなたは誰?
驚いて目を開けると、目の前には一人の少女が立っていた
―深い蒼の長い髪
瞳は髪の色をさらに濃くしたような色だ
少女の肌はティナに劣らず白い
「貴女は誰?」
再度聞かれ、慌てて答えを返す
「私はティナ あなたは?」
「シオン …ティナ、どうしてこんな所にいるの?」
「飛空挺から放り出されて…それで…」
「…どうして入ってこられたの?」
「え…?」
「ここは古より閉ざされた森 外の人間は入ってこられない」
「…分からないわ 気づいたら此処にいたから…」
「………」
「じゃあ、どうしてシオンは此処にいるの?」
「…私は此処から出られないから…何年もずっと此処にいるの 誰もいないこの森に」
「…寂しくはないの?」
「人間はあまり好きじゃないわ」
きっぱりと言った少女は表情を変えなかったが、
ティナにはそれが寂しいと感じているように見えた
―この誰もいない孤独の世界で、一人でいるなんて…
昔は自分もそうだった
誰もいない、孤独
しかし仲間と出会ってからは変わった
外の事を知り、人の心も知った
大切な人もできた
この少女を見ていると自然とそんな事を考えてしまう
ティナは昔の自分と似ていると思った
何も知らず、ただ一人だけで生きている
「帰りたい?」
不意に尋ねられ、少女が何を言ったのか分からなかった
数秒後、ようやく意味を理解し問いに答える
「帰りたい…けれど、外からは入れないのでしょう?」
「…おいで、連れて行ってあげる 仲間の所へ―」
そう言ってシオンは手を差し伸べた
自分より年下の少女に"おいで"と言われるのは妙な感じがしたが、ティナは迷わずその手を取った―
~あとがき~
わぁ、意味わかんねぇ(ぇ)
初っ端から暴言失礼しました;
久々の投稿です!
ティナ誕が近いのに何やってんだ自分…
途中、微妙にロクティナ風味になってます(一行だけですが(爆))
ティナ誕にちょうど終わってロクティナラブラブになるように頑張ります!(苦笑)
タイトルの意味が…何故鎖??(オィ)
続きます