気づいたら明日がティナ子の誕生日!
という事で、急いで仕上げました(笑)
ほのぼの…? いきなり変わったような…(ぇ)
*
薄暗い部屋でティナは目を覚ました
「ここは…飛空挺…?」
見慣れた部屋からここが飛空挺であることが分かり、安心したのかもう一度布団へもぐる
(夢…だったの? でもそんなはず……)
場所は理解できたが、何故此処にいるのかティナは理解できなかった
ぼんやりと考えていると何やら部屋の外が騒がしくなる
聞こえてきたのは怒鳴り声
おそらくはエドガーとセッツァーだろう
いつもの事だ
普段なら不安な気持ちになるはずだが、今日は何故かその声を聞いて安堵した
物が壊れるような音がしだしたところで、もう一つの怒鳴り声が聞こえる
セリスだ
メンバーが交わす会話を楽しみながら、もう一度眠りにつこうとする
その時、静かに扉が開かれた
「ロック…?」
扉を開いたのはロック
「起きたか?」
そう言いながらティナの方へと近づいていく
ティナはベッドからゆっくり起き上がり、近づいてくるロックをぼんやりと眺める
「ええ…また二人は喧嘩をしてたの?」
二人とはもちろんエドガーとセッツァーだ
「あぁ…セリスに怒鳴られてる」
「そう…」
くすくすと笑うティナの頬をロックの手が優しく包む
かと思えばすぐにそれは離れていく
ティナはそれを少々名残惜しく思いながら、ロックに問いかけた
「…私どうしてここにいたの…?」
「覚えてないのか?」
少し驚いたような顔をしながら、ロックは続けた
「ティナが森に落ちてから…俺達は急いで探したんだ
最初は森に入れなくて、途中にあった神殿のところから入ったら洞窟の奥でティナが倒れてて…
今思ってみれば、落ちたはずなのに洞窟の奥にいるのは変だったはずなんだけど…」
「途中で女の子を見なかった?」
「女の子? 見なかったけど…どうかしたのか?」
「ううん…何でもないの…それより―」
*
深い森の奥
シオンは泉を眺めていた
水面には先ほどまでのティナの様子が映ってる
「無事に戻ったか…」
「……行かせてよろしかったのですか?」
一人の男が言う
シオンはその男に向き直り、薄く笑いをうかべる
「だって生きてもらわないと始まらないでしょう? "人形劇"が」
再び泉に視線を戻し、狂ったように笑いながら続ける
「ふふ…次に会う時、あの子はどうしているかしら? まだただの"人形"として利用できるか…それとも―」
~あとがき~
うわぁぁぁーーー!!!!!!
馬鹿ーーーー!!! 何処がラブラブなんだぁ!!!!(ぇ)
うぅぅ…ゴメンナサイ…ラブラブになりませんでした…
他の話で絶対にラブラブに!!!! …したいなぁ…
ちなみに続きはありません(爆)
見たい方は私のサイトへ!(誰が行くか)
…お目汚し、失礼しました(滝汗)