…書いている途中にウィンドウが閉じられ、半分ヤケなので(ぇ)
タイトルそのまんまですが…気にせず(苦笑)
*
全てが灰色の世界
"生"というものが無い世界
そこに一人の男がいた
―冒険者風の服装に一際目立つ青いバンダナ
男は何も無い雪の世界を歩いていき、やがて街に辿り着いた
街からはどんよりとした灰色の世界を照らすような明かりが見える
―炭鉱都市、ナルシェ
その自治力の高さゆえに独立都市を存続している極寒の都市
男は街へ入っていき、一つの家へ入る
その中では一人の老人が待っていた
「…まだ泥棒から足を洗っていなかったのか…」
男を見るなり、老人は呆れたように言う
その老人の言葉を聞くやいなや、男は子供のように反論する
「どろぼう?俺を呼ぶならトレジャーハンターと言ってくれ」
男がそう言うと、老人は面白そうに目を細める
その老人の様子を見て、男の方は少し声を落としてから問う
「で? 何だってわざわざ俺を呼び出したりしたんだ?」
そう言ったとたん、老人の顔は険しくなる
…何か良くないことでも起こっているかのように
「ふむ…実はな…"例の娘"が酷い事になっているようなのだ…」
「…俺が呼ばれたのはそのためか…」
「すまんな…」
「………」
「炭鉱の方に逃げ込んだようだ 行ってやってくれ」
しばし沈黙が訪れる
その沈黙を破ったのは男の方だった
男は重い溜息をつくと扉を開け、外へ出る
その背中に老人の言葉がかけられる
しかし男は聞いてはいなかった
考えていたのはこれからの事
「"例の娘"か―」
そう呟くと男は炭鉱の方へ歩き出した―
~あとがき(という名の言い訳)~
意味わからn(略)
…ティナ出てませんが気になさらず(ぇ)