残酷だとは考えない
それが真実とは限らないから
幻だとは思わない
幻もまた人が創る真実なのだから
残酷とは思わない
それは私に与えられた救いなのだから
＊
冷たい風が吹き荒れる
身を凍らすような冷たい…しかしどこか優しい風
寒さを感じつつ空を見上げればわずかだが雪が降っているのが見える
その雪を見てティナは自分の始まりを思い出す
あの雪の日の赤い幻と白い雪を
思えばずっと前から 世界の始まりから
全ては決まっていたのかもしれない
自分の運命が
そう思いそれを否定した
人の歴史は人が築くものだと
人の運命は人が創るものだと
ならば
(私は他人に運命を操られていたの…？)
ふとそんな疑問が浮かぶ
今の仲間と出会うまでの事は何なのかと、そんな疑問が
(でも…そうだとしても…今は違う 私は…)
そう考えた時背後から冷たい風が吹き荒れた
その冷たさにティナは身震いする
(…あの言葉はあの人にとって残酷な言葉だった けれど私にとっては…)
再びあの雪の日を思い出す
己を呪う言葉と知っていながらも救いを差し伸べてくれた人を
(頑張らないと…皆のために)
＊
その言葉が残酷だとしても私はかまわない
その言葉が呪いだとしても私はかまわない
それは私への唯一の救い
それは私の進む道―
～あとがき～
小説書かないとなぁと思っていたら二週間過ぎていたという罠☆(死
ご無沙汰しております 司です
毎度の如く意味不明ですみませんっ！！！
そして毎回変な詩みたいなのが入ってすみません！！！！(滝汗)
最近は小説書かずにサイト改装ばっかりやってます
んなことするなら真面目にしろよって言われたら終わりです(爆)
もう既に二次が書けませんな状態です。。。
最近は一次ばっかり書いてますから…(遠い目)
…という事で次回の出没はまた何週間後の可能性大です(謎)
そしてロックさん出てなくてすみまｓ…(殴