「なぁティナ」
星空を眺めていた私に、ロックが優しい声で尋ねた。
「俺のこと、好き?」
一瞬驚いたけど、私は小さく頷いた。
「好きよ」
「本当?」
ロックは嬉しそうに目を輝かせた。
私も、なんだか嬉しい。
「じゃあ、エドガーは?」
「好きよ」
「え・・・じゃあ、マッシュ!」
「好きよ」
「カ、カイエン?」
「皆、好きよ」
何故か、ロックは肩を落とした。
少しだけ、寂しそう。
「あ、違うわ」
「なっ何?」
ちょっとだけ、どんよりとした目で見てくる。
私はにっこりと微笑んだ。
「ロックは『好き』じゃなくて、『大好き』よ」
「俺もティナが『大好き』だよ!」
ロックは私をギュッと抱きしめた。
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な、なんか天然ボケなカップル・・・?
でもロックが子供過ぎた・・・。
次も頑張りま~す!