「行って来い」
いきなりそう言いロックを突き飛ばす。
「…っと!
何すんだよエドガー!!」
背中をさすりながらロックが睨んできた。
そんな顔するから余計私が美形にみえるんだよ、全く。
私は少し笑いながら言った。
「ロック、お前私達の前ではティナたん萌え萌えキュンキュン☆愛してるよ、なーんて言ってる割に片思いみたいに陰から見て顔赤く染めてるよな」
「うっ うるさい!」
子供みたいに言い返してくるロックをまた突き飛ばす。
ティナにぶつかった。
狙い通り。
どうやらロックは触ってはならない部分を触ってしまったらしく、とても慌てている。
ティナは笑顔でいいのよ、と優しくロックに声を掛ける。
ロックは顔を真っ赤にし、少し下を向きながら小声で何かを言った…ようだ。
見ていて面白い、癖になるなこれは。
それから少し経つとティナが満面の笑みでロックの手をとり歩いていった。
こうでもしないと奴はデートに誘えないのか。
ふふっ、と笑い逆の方向へ足を向け城へ帰る。
そこにはセッツァーとセリスが居た。
-------遊園地へ行く約束をしていた。
はい、お久しぶりですアルスでする。
書きたいことを書いたら文章がおかしく…;
最後のはセッツァーはあんなに上手く誘えるのにな、というエドガーの気持ちが少し入ってる…予定です(オイ
見て下さり有難うでした。